通信データ vol.35

通信データのvol.34にて、我が祖父に相当するエビカぁニⅠ世と我が父に相当するエビカぁニⅡ世の著作に関する業績についてまとめ、我がエビカぁニⅢ世の夢としてヒーペロ星人の誕生について証したいと述べた。そこで、この通信では少し話を遡り、我らがヒーペロ星人の誕生について確認したい。

我らがヒーペロ人は、基本的に外観はほぼ同じである。銀河群天の川銀河オリオンアーム太陽系地球の方々にも分かりやすく、あえて外観上の違いを言えば、年齢とともに顔の部分に相当する部位の色が少し濃くなることと、年齢でサイズが異なることであろうか。ただし、我らがヒーペロ人は、ヒーペロ星の偉大な創造主であるショッパぇエン様を介して生活し、互いに交信しているために、我々の間では外観での区別はさほど意識することなく、ショッパぇエン様の意識を通じて各ヒーペロ人を容易に判別できている(vol.29vol.7も参照)。

我が父に相当するエビカぁニⅡ世が1600歳で亡くなる50年前の1550歳のころと、我がエビカぁニⅢ世が50歳のころの写真を示す。写真の向かって左が我が父に相当するエビカぁニⅡ世で、右が我がエビカぁニⅢ世である。

fig0034

この写真の我々の姿にもあるように、ヒーペロ人の下の部分(ガワ)はショッパぇエン様の意識の流入によって、次第に固まった元玉であり、銀河群天の川銀河オリオンアーム太陽系地球で言われるところの希土類磁石である、サマリウムコバルト磁石であることは以前に報告した(vol.9を参考)。さらに、我らがヒーペロ星から約6億5000万km離れているアバルス星雲エカリーテ系団ボボンガ星の最大火山のドカラッチャ火山の噴火に伴う隕石のかけらに付着した原核細胞が、我らがヒーペロ星に飛来し、それがショッパぇエン様の意識の下で、ヒーペロ人のガワにひげを生えさせたことも以前に報告した(vol.12を参考)。そのため、ガワとひげについては、その誕生がすでに明らかとなっている。

しかし、顔の部分の誕生には未だに謎が多く、ショッパぇエン様の意識を探っても、その謎は解くことができない。そのため、それを解き明かすのが、我がエビカぁニⅢ世の一学者としての大いなる野望である。

では、なぜヒーペロ星の偉大な創造主であるショッパぇエン様の過去の記憶を辿っても、我らがヒーペロ星人の顔の部分の誕生に関する情報がないのか? それについては、ショッパぇエン様の意識曰く、「顔の部分の組成には、我にも謎多し」との記憶だけが残され、それがまた謎とされている。

エビカぁニⅢ世、ここに記す→