通信データ vol.47

ここにきて、我がエビカぁニⅢ世が宇宙へ行く目的がはっきりしてきた。

一つは、通信データのvol.30にあるように、我が父に相当するエビカぁニⅡ世がボボンガ星の探索を中止した理由を調べる

もう一つは、通信データのvol.46にあるように、ヒーペロ星の形の謎を探る

である。

さらに、もう一つとして、通信データのvol.37にあるように、我が父に相当するエビカぁニⅡ世が見たであろうブラックホールを航行したい

という気持ちもある。

そこで、星間自動操縦が標準装備となっている第五号機で最新型の宇宙船である、アベンタンク750ぇるぴしか搭乗したことがなかった我がエビカぁニⅢ世ではあるが、思い切って我が父に相当するエビカぁニⅡ世がボボンガ星の探索に使用していた第二号機であるデアブタンク600ぇすいを近場で試験的に運転してみることにした。ペロリンチョ王国の元老で、我が父に相当するエビカぁニⅡ世の同僚であるサザぇんほターテⅡ世に搭乗した様子を写真に撮ってもらったので、下に掲載したい。

fig0042

なかなかいい感じである。ただし、第二号機であるデアブタンク600ぇすいには、星間自動操縦が備わっていないため(通信データのvol.42参照)、うまく操縦できるか心配であった。そこで、サザぇんほターテⅡ世に頼んで、試験飛行の軌跡を撮影してもらった。それが下図である。

fig0043

まっすぐ飛んだつもりであったが…

gnuplotで

f(x)=5*cos(1.5*x)*exp(-x/10)
g(x)=5*sin(1.5*x)*exp(-x/10)
set samples 200
unset key
set xrange [0:10]
set yrange [-5:5]
set zrange [-5:5]
set ticslevel 0
splot ‘+’ u 1:(f($1)):(g($1)) w lines

とデータ入力すると*、試験飛行の軌跡が出る。

しばらく操縦の練習が必要そうである。

通信データのvol.42で、「著しい技術なくともショッパぇエン様を介して生活しているヒーペロ人なら(シャケナベぃべの推進機構の)ほとんど操作が可能である。」と報告したが、これは、あくまでも市販用の宇宙船で、第三号機のムラルタンク640ぇるぴ以降では、と訂正したい。我が父に相当するエビカぁニⅡ世は、ここに示すように宇宙工学の天才学者であったが、宇宙船の名ドライバーでもあったようである。

* : http://ayapin-film.sakura.ne.jp/Gnuplot/Primer/Splot/splot_lines.htmlを参照

エビカぁニⅢ世、ここに記す→