通信データのvol.24にて、穴を掘り、そこが巣穴となった第3段階エノックについて、報告した。さらに、我が父に相当するエビカぁニⅡ世による記録簿の「エノック進化系なるぞⅡ」では、そのエノックを第3段階エノックmarkⅡと称していたことも報告した。ここでは、その第3段階エノックmarkⅡの巣穴について調べたい。
「エノック進化系なるぞⅡ」には調査した中でも最大の巣穴の深さをもつ第3段階エノックmarkⅡについても記されている。その穴の深さは、銀河群天の川銀河オリオンアーム太陽系地球の単位で言えば、約30mほどあったとされている。その最大の巣穴の様子を図に示す。
gnuplotで
vortex(x,y)=tanh(nu*sqrt(x**2+y**2)/xi)
nu=1.0
xi=0.01
set samples 51
set isosamples 51
set xrange [-0.05:0.05]
set yrange [-0.05:0.05]
set pm3d depthorder interpolate 1,1 hidden3d 1
set style line 1 linetype 1 linecolor rgb “black” linewidth 0.25
set view 65,338
unset colorbox
set border 0
unset xtics
unset ytics
unset ztics
unset key
set palette defined ( 0 “black”, 0.5 “dark-blue” , 1 “cyan”)
splot vortex(x,y) with pm3d
とデータ入力すると*、第3段階エノックmarkⅡの最大の巣穴がグラフ化される。
この図で分かるように、相当の深度があり、我が父に相当するエビカぁニⅡ世の「エノック進化系なるぞⅡ」では、この穴の中に少なくともエノックが3000個体以上の存在が確認されたと記されている。さらに、通信データのvol.25にあったように、大きな穴の掘れるエノックは、エノックの中でも序列において位が高い。特に、この図の穴の最も深度のある位置にいたエノックは相当位が高いようで、その他の3000個体の頂点に立つエノックであったと記されている。さらに、この穴の3000個体のエノックを詳細に調べると、第3段階エノックは実はジャンプするだけのmarkⅠ、穴を掘れるmarkⅡだけでなく、より深い位置に存在する第3段階エノックはmarkⅠ、markⅡの行動を制御できる指令的な役目も有していたことが、後に判明し、我が父に相当するエビカぁニⅡ世の「エノック進化系なるぞⅢ」では、このエノックを第3段階エノックmarkⅢと名付けていた。
この第3段階エノックmarkⅠ、markⅡ、markⅢについて、この穴に住む3000個体のマーキングでの調査から、序列に伴うエノックの割合が下図のようであったことが分かっている。
gnuplotで
reset
f(v,T)=4/sqrt(pi*T**3)*exp(-v**2/T)*v**2
set sample 500
set title “enok distribution”
set xlabel “rank”
set ylabel “number of individuals”
set style fill transparent solid 0.5
set key Left
set term png truecolor enhanced font “Times,15”
set output “enok_distribution.png”
plot [0:5] f(x,0.1) w filledcurves x1 title “markI”,\
f(x,1) w filledcurves x1 title “markII”,\
f(x,5) w filledcurves x1 title “markIII”
replot
とデータ入力すると**、序列に伴う第3段階エノックの割合がグラフ化される。
横軸のrankは序列を示すが、より右に位置するエノックほど、markⅠ、markⅡ、markⅢの特徴的な能力が高いと、我が父に相当するエビカぁニⅡ世の「エノック進化系なるぞⅢ」には記されている。
*:http://www.ss.scphys.kyoto-u.ac.jp/person/yonezawa/contents/program/gnuplot/gallery/single-vortex.htmlを参考
**:http://gnuplot-surprising.blogspot.jp/2011/09/transparency-in-gnuplot.htmlを参考
エビカぁニⅢ世、ここに記す→