通信データのvol.75で現れた図の、「リミっとさいぃーくるくるりん」とは何を意味しているのかさっぱり分からなかった。しかし、宇宙船の姿勢の制御に関する何らかのヒントとなることは分かった。
「宇宙船の姿勢の制御か…。あれ、そういえば…!」
その時、ふと思い出したことがあった。以前の通信データでも宇宙船の姿勢の制御のことが書かれているメモ帳の箇所があり、もしかすると、この「リミっとさいぃーくるくるりん」は、それと何らかの関連があるのかもしれない。そこで、データを辿ってみるとメモ帳に書かれていた図をデータから探すと、通信データのvol.38で記していたことが分かった。それをここに再度記す。
そこには、「暗黒の惑星の重力を利用する際には、現在設計している宇宙船の初期摂動に伴う姿勢の制御方法がヒントとなるに違いない。」と書かれていた。この暗黒の惑星とは、通信データのvol.37で記したように、ボボンガ星とヒーペロ星の間にあるブラックホールのことであることは、すでに分かっている。
「これと、「リミっとさいぃーくるくるりん」の図
には、何か関係があるのだろうか?」
どちらも宇宙船の姿勢の制御方法に関連する、ことは、間違いなさそうである。
「重力をうまくコントロールする際に、宇宙船の初期摂動でもって、うまーく「リミっとさいぃーくるくるりん」となるのかな?」
よく分からなかったものの、とりあえずデアブタンク600ぇすい内のショッパぇエン様に、この方法に関して、コンタクトしてみた。
エビカぁニⅢ世、ここに記す→