通信データ vol.77

デアブタンク600ぇすい内に入り、祈るようにショッパぇエン様に尋ねてみた。

「ショッパぇエン様。どうしても分からないのです。

fig0066

これとこれの間に。宇宙船の姿勢の制御に関する何かはあることは分かるのですが…」

我々ヒーペロ人はショッパぇエン様を介して交信している。すなわち、ショッパぇエン様を介してテレパシー的なようなものがなされている(通信データのvol.7も参考)。しかし、ヒーペロ星の偉大な創造主で、ある種生命体であるショッパぇエン様は、自らは語らない。出来ごとに関しては、記憶を辿れるのみである。直接的にコンタクトを試みても答えを教えてくれる訳ではない。

「まだまだ、我が父に相当するエビカぁニⅡ世のレベルになるまでには、勉強がたらないのだなぁ…。」

通信データのvol.28でも示したように、我が父に相当するエビカぁニⅡ世は、アバルス星雲エカリーテ系団ヒーペロ星ペロリンチョ王国の国王の中でも特に偉大であった。我が父に相当するエビカぁニⅡ世から直接聞いたことはないが、エビカぁニⅡ世は、ショッパぇエン様とも特別なコンタクトもできていたとのうわさも、我が父に相当するエビカぁニⅡ世の同僚である、現ペロリンチョ王国の元老であるサザぇんほターテⅡ世から伺ったことがある。それは、特別なレベルに達したヒーペロ人のみに許された、ショッパぇエン様からのある種の贈り物であるという。

「よし、我が父に相当するエビカぁニⅡ世に負けないように…、今日もメモ帳を睡眠学習して、がんばろぅ。」

と、その時、である。

急にデアブタンク600ぇすい内のショッパぇエン様がざわつき、その水面に何かのサインをお示しになられた。

我に、SCANせよ。

エビカぁニⅢ世、ここに記す→