通信データ vol.38

通信データのvol.37にて、銀河群天の川銀河オリオンアーム太陽系地球のDr.アンドリュー・ハミルトンによるシミュレーション技術なるものにて、ブラックホールの様相を伺うことが出来た。それによって、我がエビカぁニⅢ世も、ブラックホールを克服すべく特殊な宇宙航行の技術を習得し、エビカぁニ家に生まれた三代目の国王として、いずれボボンガ星へ旅立ちたい決意を新たにした。このことを、ペロリンチョ王国の元老で、我が父に相当するエビカぁニⅡ世の同僚であるサザぇんほターテⅡ世に伝えると、

「エビカぁニⅢ世殿、よくぞ決心なされた。亡きエビカぁニⅡ世もきっと祝福しているであろう。」

と喜んでいた。ただし、ボボンガ星に旅立つ前には、我が父に相当するエビカぁニⅡ世の残した膨大なメモ帳を睡眠学習して、特殊な宇宙航行の技術を探らなければならない。「エビカぁニⅡ世の宇宙への旅系なるぞⅠ」には、

…中略…

「この暗黒の惑星はその重力の効果から、時空間を歪めている可能性がある。」

と記されてあることを、vol.33にて報告したが、それを記した同時期のメモ帳には、

「暗黒の惑星の重力を利用する際には、現在設計している宇宙船の初期摂動に伴う姿勢の制御方法がヒントとなるに違いない。」と書かれ、下の図が示されていた。

fig0035

Octaveで

function xdot = f (x, t)
xdot = zeros (3,1);
xdot(1) = -10 * (x(1)-x(2));
xdot(2) = – x(1)*x(3) + 28*x(1)-x(2);
xdot(3) = x(1)*x(2)-8*x(3)/3;
endfunction
x0=[0;1;0]
t = linspace(0, 20, 3000);
y = lsode(“f”, x0, t);
plot3(y(:,1), y(:,2), y(:,3))

とデータ入力すると*、この図が現れる。

たぶん、制御方法をうまくしないと、位置がずれてしまうことを意味しているのであろうか。特殊でない一般的な星間航空の宇宙船では、あまり姿勢の制御に気を使わなくても航空はできている。どうやらこの辺に、我が父に相当するエビカぁニⅡ世が考えたブラックホールを克服する航空技術が潜んでいるようである。

*:http://kjunichi.cocolog-nifty.com/misc/2008/04/octavegset_para_89dc.htmlを参照

エビカぁニⅢ世、ここに記す→