通信データ vol.50

ついにXディがやってきた。我がエビカぁニⅢ世がデアブタンク600ぇすいを操縦し、エルビぃ48星に行く日である。ただし、ペロリンチョ王国の元老で、我が父に相当するエビカぁニⅡ世の同僚であるサザぇんほターテⅡ世に、無断で行く訳にはいかない。ペロリンチョ王国の国王として、それは恥ずべき行為である。そこで、勇気を持ってサザぇんほターテⅡ世に告げた。

「我が父に相当するエビカぁニⅡ世亡き後、また、エビカぁニ家に生まれた三代目として、サザぇんほターテⅡ世に許しを得たい。今日、亡き我が父に相当するエビカぁニⅡ世の宇宙船である、デアブタンク600ぇすいに搭乗し、ヒーペロ星から約8000万km離れている惑星である、エルビぃ48星に向かいたい。」

なぬ。

エビカぁニⅢ世、ここに記す→