通信データ vol.40

我が父に相当するエビカぁニⅡ世が記した書物の「エビカぁニⅡ世の宇宙への旅系なるぞⅡ」には、vol.34でまとめたように、宇宙服や宇宙船の開発に関する内容が記されている。特に宇宙船のエンジンで、シャケナべぃべと名付けられた推進機構には、特異的にページを割いてある。そのシャケナべぃべは重力を自由自在に操る機構であるが、その燃料には、シャケが用いられている。Dr.ダレナンにこの内容を先に告げると、

「シャケ? それは魚なのですか?」

という返答を頂いた。銀河群天の川銀河オリオンアーム太陽系地球の方は、シャケというと魚のシャケに相当するようである。しかし、逆に我がエビカぁニⅢ世は魚について知らなかったので、そのことをお聞きすると、

「脊椎動物亜門から四肢動物を除外し、基本的に一生の間水中生活を営み、えら呼吸を行い、ひれを用いて移動する。体表はうろこで覆われている動物群である。」(*)

と教えていただいた。なるほどである。そこで我がエビカぁニⅢ世は、ヒーペロ星でのシャケについて、「ヒーペロ星の鉱物のひとつで、以前に通信データのvol.8で頂いた銀河群天の川銀河オリオンアーム太陽系地球の元素のデータには載っていなかったため、まだ発見されていない鉱物かもしれない」、と返答させていただいた。そのヒーペロ星のシャケを図(**)に示す。

fig0037

そのシャケを利用したシャケナべぃべによる推進機構が「エビカぁニⅡ世の宇宙への旅系なるぞⅡ」に記されているので、ここで示したい。

syakenabeibe

gnuplotで

set parametric
set samples 50
set view equal xy
set xr[-1.5:1.5]
set yr[-1.5:1.5]
set zr[0:8]
set ur[0:2*pi]
set ticslevel 0

r=1e0
h=7.5e0
unset arrow
unset key
set term gif animate optimize delay 4 size 400,800
set output ‘syakenabeibe.gif’

dc(a,x)=exp(-(x/a)**2e0)
decay=1e0

do for [i=0:200:2]{
splot r*sin(u),r*cos(u),h-0.5e0+dc(decay,0.01e0*real(i))*0.75e0*rand(0) lc 4
}
do for [i=1:36:2]{
splot r*sin(u)/sqrt(real(i)),r*cos(u)/sqrt(real(i)),h-0.5e0 lc 4
}
do for [i=0:50:2]{
splot r/6e0*sin(u)*cos(v),r/6e0*sin(u)*sin(v),h-0.5e0+r/6e0*cos(u)*(1e0-dc(decay,real(i)*0.1e0)) lc 4
}
do for [i=0:10:2]{
splot r/6e0*sin(u)*cos(v),r/6e0*sin(u)*sin(v),h-0.5e0+r/6e0*cos(u)*2e0*(2e0-dc(decay,real(i)*0.3e0))-i lc 4
}

#set out
#set terminal wxt enhanced

とデータ入力すると***、シャケナベぃべの推進機構が図となって現れる。この機構を応用すると、重力がコントロールできる。

* : https://ja.wikipedia.org/wiki/魚類を参照
** : http://illpop.com/png_foodhtm/seafood_a26.htmから引用
*** : http://slpr.sakura.ne.jp/qp/gnuplot-animation/を参照

エビカぁニⅢ世、ここに記す→