通信データ vol.19

vol.18にてボボンガ星のエノックの進化の段階が3段階あることを示した。その段階の①である、「①ただのキノコ様の生物が、相互に連携する。」に関して、ここで記したい。

エノックはただのキノコ様の生物であったが、その増加は爆発的であった。振り返ると、モーケココッコ(別名:緑化トロット・ヌメヌーメ)の明るさのムラが、モーケココッコの細胞内の突然変異を起こし、さらに、その突然変異のモーケココッコが、ボボンガ星を覆うメタンを吸い込むきっかけを生み出した。さらに、その吸い込んだメタンが、ドショウモナクメタメタヤン菌を発生させ、さらに、モーケココッコとドショウモナクメタメタヤン菌の融合が、エノックへの誕生へとつながる。モーケココッコの突然変異からエノックが誕生するまでは、大まかに銀河群天の川銀河オリオンアーム太陽系地球の暦で言えば、30億年かかったとされる。しかし、エノックが爆発的に増え、アカルー村が真の村的な状態になるまで、すなわち、エノックの3段階の進化がなされるまでには、たったの1000万年程度と推定されている。

我が父に相当するエビカぁニⅡ世は、ヒーペロ宇宙探索隊のボボンガ星の初探索から、500年かけてボボンガ星の2大記録簿である「ボボンガ星生態系なるぞ」と「エノック進化系なるぞⅠ・Ⅱ・Ⅲ」を記した。そのうち、「エノック進化系なるぞⅠ」にはこのように記されている。

「我々は、ボボンガ星のエノックについて、その驚くべき進化を目の当たりにした。」

…中略…

「我がエビカぁニⅡ世の父に相当するエビカぁニⅠ世による「ボボンガ星体系なるぞ」によって予測されていたエノックのアカルー村がそこかしこに点在していた。その点在した領地を合わせると、ボボンガ星の地表の1/10ほどに見られた。すなわち、エノックの進化の3段階目を終えたエノックがボボンガ星の地表の1/10ほどを覆っていた勘定になる。また、エノックの進化の1段階目は、ボボンガ星の地表の3/10ほどに見られ、その3/10のうち、進化の2段階目に移行しているエノックの状態は、2/3ほどあった。」

「そこで、これを調べるために、まず、第1段階エノック(ボボンガ星の地表の3/10の1/3)、次に、第2段階エノック(ボボンガ星の地表の3/10の2/3)、その次に、第3段階エノック(ボボンガ星の地表の1/10)と、エノックの進化を追う形で、我々はエノックを調査した。」

そこで、第1段階エノック(ボボンガ星の地表の3/10の1/3)の、なかでも第2段階エノックに移行しつつある30個体について、我が父に相当するエビカぁニⅡ世は交信した。その交信の技術は「ボボンガ星生態系なるぞ」に詳しく記されている。しかし、ここではその交信の結果についてのみ、Phyton(x,y)にてとりあえず示すと、図のようになっていたことが発見されたのである。

fig0016

Phyton(x,y)で

import matplotlib.pyplot as plt
from matplotlib.lines import Line2D
import numpy as np

t = np.arange(0.0, 1.0, 0.1)
s = np.sin(2*np.pi*t)
linestyles = [‘_’, ‘-‘, ‘–‘, ‘:’]
markers = []
for m in Line2D.markers:
try:
if len(m) == 1 and m != ‘ ‘:
markers.append(m)
except TypeError:
pass

styles = markers + [
r’$\lambda$’,
r’$\bowtie$’,
r’$\circlearrowleft$’,
r’$\clubsuit$’,
r’$\checkmark$’]

colors = (‘b’, ‘g’, ‘r’, ‘c’, ‘m’, ‘y’, ‘k’)

plt.figure(figsize=(8,8))

axisNum = 0
for row in range(6):
for col in range(5):
axisNum += 1
ax = plt.subplot(6, 5, axisNum)
color = colors[axisNum % len(colors)]
if axisNum < len(linestyles):
plt.plot(t, s, linestyles[axisNum], color=color, markersize=10)
else:
style = styles[(axisNum – len(linestyles)) % len(styles)]
plt.plot(t, s, linestyle=’None’, marker=style, color=color, markersize=10)
ax.set_yticklabels([])
ax.set_xticklabels([])

plt.show()

とデータ入力すると*、第1段階エノックの各個体の交信の状態がグラフとなって現れる。

この図を見れば一目瞭然であるが、エノックの30個体が何やら同期していることがよく分かる。

*: http://matplotlib.org/1.3.1/examples/pylab_examples/line_styles.htmlを参考

エビカぁニⅢ世、ここに記す→