しばらくすると、テント内に備え付けれている通信機が鳴った。リヒト・マーガレぁⅢ世殿からであった。
「あっ、エビカぁニⅢ世殿ね。今変な揺れがあったけど、ダイジョーブ?」
「ダイジョウブ。リヒト・マーガレぁⅢ世殿はどう?」
「私もダイジョブ。それにしても奇妙な揺れだったわね。ハドゴンG星の地殻内部に変動があったのかしら。タコンイぃカⅢ世殿は何か言っているかしら…」
タコンイぃカⅢ世殿に聞いてみた。
タコンイぃカⅢ世殿:「今のところ特に問題ないみたいだし、通信機器の画面にも特に異常な波形は見られていないようだし…」
リヒト・マーガレぁⅢ世殿:「ふーん。そうなのね。でも、奇妙な揺れだったわね。」
エビカぁニⅢ世:「”ぴラミクの穴”の底からの音だったような気がするけど…」
リヒト・マーガレぁⅢ世殿:「そうよね…。とりあえず明日の探索で確かめてみましょうか…」
タコンイぃカⅢ世殿、エビカぁニⅢ世:「御意。」
そうして、今から何か恐ろしいことが起こり得る予感がしながらも、再び眠りについた。
エビカぁニⅢ世、ここに記す→