通信データ vol.125

テントの中で、ゆっくりと過ごしていた時であった。

ゴゴゴゴ

と大きな音が”ぴラミクの穴”の底からしたかと思うと、急に回りが揺れ始めた。

「あれっ。何だか体が…」

そうして自分がぐらぐらと揺れているのが分かった。

とても怖かった。

しばらくすると、音もやみ、あたりが再び静かになった。

エビカぁニⅢ世、ここに記す→