通信データ vol.13

我らがヒーペロ星人のガワにひげが生えた頃、アバルス星雲エカリーテ系団ボボンガ星のドカラッチャ火山は穏やかに鎮火をし始めていた。しかし、その噴火の影響で、ボボンガ星全体に黒い雲が立ち込め、やがて、ボボンガ星が暗黒の星となった。その暗黒の状態は、アバルス星雲エカリーテ系団ペッカの光もまったく届かないほどであったと推測される。そのような状態で、ボボンガ星に生息していた原核細胞は、生き残るために次第に独自に進化し始めた。暗黒を少しでも照らすべく、あるいは、暗黒にわずかに差し込む光を取り入れるために、蓄光的な発光をし始めたのである。その様子は、銀河群天の川銀河オリオンアーム太陽系地球の例で言えば、暗黒の中でホタルが光を放っているような状況と似た雰囲気と思っていただければと思う。ただし、原核細胞にはそれ自体に飛行のための形態は持っていない。そのため、ホタルの飛行している様子と同じ現象が、ボボンガ星の原核細胞では、渦巻く風にのって舞っていたと思っていただければと思う。その原核細胞の発光状態は、ボボンガ星のいたるところで現れたとされる。

その様子を図に示す。図では、青が原核細胞を表し、その周りの白は実際は真っ黒に近い色だと思っていただければと思う。

fig0009

このボボンガ星の原核細胞の進化状態を作るにあたって、Octaveという銀河群天の川銀河オリオンアーム太陽系地球の数値計算ソフトウェアを利用した次第である。ソフトウェアを送信していただいたDr.ダレナンに感謝したい。

Octaveで

x = rand(20);
y = rand(20);
scatter(x,y);

とデータ入力すると*、ボボンガ星の原核細胞の進化状態がグラフとなって現れる。

*:http://tkyon.blogspot.jp/2015/07/octave.htmlを参考

エビカぁニⅢ世、ここに記す→