通信データ vol.10

vol.9にあるように、ヒーペロ星人のガワができつつあり、ヒーペロ星の水のような物質、ショッパぇエン様の中でヒーペロ星人の元となる半玉がゆらゆらとさまよっている時、我らがヒーペロ星から、6億5000万kmだけ離れたる惑星に、すでに生命の誕生が認められた。その距離は、銀河群天の川銀河オリオンアーム太陽系で例えるなら、銀河群天の川銀河オリオンアーム太陽系地球と銀河群天の川銀河オリオンアーム太陽系太陽の約6倍の距離と思っていただければ分かりやすいであろうか。あるいは、公転の状態にもよるが、銀河群天の川銀河オリオンアーム太陽系地球と銀河群天の川銀河オリオンアーム太陽系木星との距離にも近いと思っていただければよいであろうか。その星の名は、アバルス星雲エカリーテ系団ボボンガ星と名付けられている。

そのボボンガ星は、ヒーペロ星よりもわずかに温度が高いぐらいで、惑星の環境としては、我らがヒーペロ星とそれほど変わりはない。温度に関しては、銀河群天の川銀河オリオンアーム太陽系地球とほぼ同じぐらいと言えば分かるであろう。さらに、大気も、我らがヒーペロ星と比較して、わずかにCO2の濃度が高く、有毒ガスの二酸化硫黄 (亜硫酸ガス) SO2がわずかにあるぐらいで、それ以外の組成はよく似ていて、しかも、その組成は、太古の銀河群天の川銀河オリオンアーム太陽系地球とよく似た環境である(太古の銀河群天の川銀河オリオンアーム太陽系地球の環境については、Dr.ダレナンに星間通信にて教えていただいた。ここで、それに感謝したい)。アバルス星雲エカリーテ系団ボボンガ星の形を図に示す。

fig0006

gnuplotで

set parametric
set title “ボボンガ星”
splot cos(u)*cos(v),cos(u)*sin(v),sin(u) notitle

とデータ入力すると*、ボボンガ星がグラフとなって現れる。

ボボンガ星の形は、図のとおりで、球を押しつぶしたような形である。

ボボンガ星で初めて誕生した生命体は、銀河群天の川銀河オリオンアーム太陽系地球と同じく、全て単細胞のはっきりとした核をもたない原核生物であったとされる。

*:大竹敢: 使いこなすgnuplot 改訂第2版. テクノプレス.

エビカぁニⅢ世、ここに記す→