通信データ vol.80

ショッパぇエン様に「リミっとさいぃーくるくるりん」の図をかざしても、ショッパぇエン様からは何も起こらなかった。しかし、明らかにデアブタンク600ぇすいの操縦がしやすくなったことが体験できた。

「とういことは…」

この「リミっとさいぃーくるくるりん」は操縦の安定性を司るような図なのかもしれない。ともあれ、一度、この図をかざした後のデアブタンク600ぇすいで空中を飛びまわりたくなった。そこで、現ペロリンチョ王国の元老であるサザぇんほターテⅡ世を呼んで、通信データのvol.47の時と同じように、デアブタンク600ぇすいの飛行の軌跡を撮影してもらうことにした。

「サザぇんほターテⅡ世殿。よろしく頼みます。」

fig0068

gunplotで、

f(x)=5*exp(-x/10)
g(x)=5*exp(-x/10)
set samples 200
unset key
set xrange [0:10]
set yrange [-5:5]
set zrange [-5:5]
set ticslevel 0
splot ‘+’ u 1:(f($1)):(g($1)) w lines

とデータ入力すると、この時の飛行の軌跡が出る。

あまりにもスムーズに飛行できた。そして、飛行の軌跡をみてびっくりした。

「自分が望んだのと、ほとんど同じ軌跡だ…まさに、奇跡だ…」

どうやら、初期摂動での不安定さが、「リミっとさいぃーくるくるりん」の役割で、明らかに操縦の腕が上がっていたようである。実は、我が父に相当するエビカぁニⅡ世の宇宙船の操縦の腕(宇宙船の名ドライバー)は、ここに鍵があったのかもしれない。

まさに、

fig0069

である。

エビカぁニⅢ世、ここに記す→