ペロリンチョ宇宙工学会で、我がエビカぁニⅢ世が発表した翌日、ヒーペロなニュースでもその発表が一面を飾った。
我らがアバルス星雲エカリーテ系団ヒーペロ星の国王
エビカぁニⅢ世は、ついに亡きエビカぁニⅡ世の後を継ぐ
無謀ではあったが、今回の経験で宇宙航行に楽しみを覚えた我がエビカぁニⅢ世であった。しかし、星間自動操縦のないデアブタンク600ぇすいでは、本来の宇宙船の操縦の難しさも経験できた。もう二度と、今回のような宇宙航行はできない、しないであろう、少なくともデアブタンク600ぇすいには乗らないであろう、と思っていたのであるが、昨日(通信データのvol.65)のヒッダーりヒラめぃんⅡ世殿への豪語的な返答で、とほほな状態である。
ヒーペロ星の中心部に向けて宇宙航行を繰り返す、ことは、星間自動操縦が標準装備となっているアベンタンク750ぇるぴでは無理な話である。宇宙船の試作宇宙船の第一号機である、カウンタンク400ぇるぴから、現在市販されている第五号機である、アベンタンク750ぇるぴまでの詳細については、通信データのvol.42を参照していただきたいが、星間自動操縦が装備されていないのは、実質、第一号機である、カウンタンク400ぇるぴと、第二号機である、デアブタンク600ぇすいのみである。第三号機、第四号機、第五号機である、ムラルタンク640ぇるぴ、ガヤルタンク600+ぇるぴ、アベンタンク750ぇるぴは、市販用の宇宙船として、一般的な星間航空法を採用し、妙な宇宙空間に飛行することはできない仕様となっている。
これから、デアブタンク600ぇすいに乗り、さらに、ヒーペロ星の中心部に飛行し、さらに、エキゾチックな物質を発見しなければいけない。
ヒッダーりヒラめぃんⅡ世殿へ豪語的な返答したものの、限りなくとほほである。
エビカぁニⅢ世、ここに記す→