通信データのvol.32にて、「エビカぁニⅡ世の宇宙への旅系なるぞⅠ」に掲載されている巨大なブラックホールであろう図のことについて報告した。この「エビカぁニⅡ世の宇宙への旅系なるぞ」はⅠ、Ⅱ、Ⅲと全部で3巻あり、Ⅰは主に望遠鏡の宇宙の観測による内容、Ⅱは宇宙服や宇宙船の開発に関する内容、Ⅲは試験的に宇宙へ飛行した内容で構成されている。
そのvol.32やvol.30でも触れたが、ヒーペロ星とボボンガ星の間には巨大なブラックホールがあることは報告した通りである。そのために、ヒーペロ星の時間軸はブラックホールの重力効果によって影響されやすいことが予想された。「エビカぁニⅡ世の宇宙への旅系なるぞⅠ」にもそのことが触れられており、
…中略…
「この暗黒の惑星はその重力の効果から、時空間を歪めている可能性がある。ヒーペロ星もその影響の下にあることが予想される。」
と記してある。
そこで今回、このことに関して、Dr.ダレナンに伺ったところ、ダレナン博士の研究所との協力のもとで、両惑星の時間軸を計測することとなった。計測を手伝って頂いたダレナン博士の研究所のナポリたん氏とちょろりん氏に感謝したい。
結果を表に示す。
星間通信上のタイムラグもあり、厳密さにやや欠けるも、おおよそ銀河群天の川銀河オリオンアーム太陽系地球に比べて、我らがヒーペロ星は約6倍の時間経過となっているようである。表の単位は銀河群天の川銀河オリオンアーム太陽系地球に合わせて秒としている。このことから、我らがヒーペロ星人の寿命とされる銀河群天の川銀河オリオンアーム太陽系地球での2000年という経過は、実は、1/6の333歳ぐらいに相当するのかもしれない。
しかし、星間通信での計測結果で、かつ、ブラックホールとヒーペロ星の位置関係も刻々と変化する。そのため、ここに記録された時間軸の考え方については、今までの感覚で解釈して頂ければと思う次第である。
エビカぁニⅢ世、ここに記す→