早速、ゴージャスエルビぃのスイーツルーム専属の係員である、ヨーグリぃに通信器で尋ねてみた。
エビカぁニⅢ世:「部屋にあるスイーツは全部、食べてもいいので
か
?」
あまりにも沢山のスイーツを目の前に、我がエビカぁニⅢ世はまたもや声が上ずってしまった。
ゴージャスエルビぃのスイーツルーム専属の係員、ヨーグリぃ:「もちろんです。部屋にあるすべてのスイーツがバルス星雲エカリーテ系団ヒーペロ星ペロリンチョ王国の国王、エビカぁニⅢ世殿のものになります。どれもがゴージャスエルビぃの粒ぞろいの自慢のスイーツですので、ご存分に、ご堪能くださいませ。さらに、今回、エビカぁニⅢ世殿はスイーツルームにお泊りされていることから、部屋の中央にあるメーターが100を示しますとアバルス星雲エカリーテ系団ヒーペロ星の環境とまったく同じ環境が、部屋内に出来上がります。そのため、メーターが100を示した部屋の環境下では、宇宙服をお脱ぎになった後も、普段の滞在以上に快適に過ごせることと存じます。ドーゾ、よろしくお願いします。」
「メーターは、っと…」
あった。
ちょうど100を示していた。
「それでは、宇宙服を脱ぐかな。」
普段のビジネスルームならば、宇宙服を脱いだとたん、少し環境の違いに戸惑うのであるが、スイーツルームではそのようなことは起こらなかった。たぶん、ビジネスルームのメーターは80ぐらいに設定されているのかもしれない。
「ふー。気持ちいい。それでは、どれから食べようかな…。まず、これだな。」
「実に、とても美味しかった。そうだ…、」(図(*))
ペロリンチョ王国の元老であるサザぇんほターテⅡ世殿に通信器で連絡した。
エビカぁニⅢ世:「サザぇんほターテⅡ世殿。聞こえますか。ドーゾ。」
サザぇんほターテⅡ世:「聞こえますよ。ドーゾ。」
エビカぁニⅢ世:「今回、スイーツルームを予約してくれて、たいへんありがとう。サザぇんほターテⅡ世殿の粋な計らいに、我がエビカぁニⅢ世はとても感謝している。おまけに、ここ(ゴージャスエルビぃ)のスイーツは抜群に美味しいのだ。ドーゾ。」
サザぇんほターテⅡ世:「我がサザぇんほターテⅡ世も食べたいです。ドーゾ。」
エビカぁニⅢ世:「帰りにおみやげとして持って帰る次第であります。ドーゾ。」
サザぇんほターテⅡ世:「それはうれしい限りです。ドー
。」
スイーツ好きのサザぇんほターテⅡ世の声も上ずっていた。
*: https://www.smashingmagazine.com/2009/12/yummy-a-free-tasty-icon-set/より引用、改図
エビカぁニⅢ世、ここに記す→