着陸してからリヒト・マーガレぁⅢ世殿は、手際良くハドゴンG星の大気組成を調べた。それが下図となる。
atmosphere.csvを下のデータで作成して、
name,persentage
CO2,95.00
N2,2.70
Ar,1.60
CH4,0.50
?,0.2
gnuplotで
filename = ‘atmosphere.csv’
rowi = 1
rowf = 7
set datafile separator ‘,’
stats filename u 2 every ::rowi::rowf noout prefix “A”
rowf = (rowf-rowi > A_records – 1 ? A_records + rowi – 1 : rowf)
angle(x)=x*360/A_sum
percentage(x)=x*100/A_sum
centerX=0
centerY=0
radius=1
yposmin = 0.0
yposmax = 0.95*radius
xpos = 1.5*radius
ypos(i) = yposmax – i*(yposmax-yposmin)/(1.0*rowf-rowi)
set style fill solid 1
unset key
unset tics
unset border
set size ratio -1
set xrange [-radius:2*radius]
set yrange [-radius:radius]
pos = 0
colour = 0
plot filename u (centerX):(centerY):(radius):(pos):(pos=pos+angle($2)):(colour=colour+1) every ::rowi::rowf w circle lc var,\
for [i=0:rowf-rowi] ‘+’ u (xpos):(ypos(i)) w p pt 5 ps 4 lc i+1,\
for [i=0:rowf-rowi] filename u (xpos):(ypos(i)):(sprintf(‘%05.2f%% %s’, percentage($2), stringcolumn(1))) every ::i+rowi::i+rowi w labels left offset 3,0
とデータ入力すると(*)、大気組成の図が得られる。
リヒト・マーガレぁⅢ世:「30年前の探索の時とほぼ同じね。ちょっと組成の分からない?が気になるけど…。」
タコンイぃカⅢ世殿もその図を覗きこんで、
「CO2(二酸化炭素)が95%、N2(窒素)が2.7%、Ar(アルゴン)が1.6%、CH4(メタン)が0.5%、?が0.2%か。ほんとだ。そういえば、?は以前なかったなぁ。」
エビカぁニⅢ世:「ふ~ん。」
我がエビカぁニⅢ世はこの手の科目が苦手だったために、あまりよく分からなかった。しかし、確かに30年前のハドゴンG星の探索で、ハドゴンG星については大気組成も含めて、ほぼ明らかとなったことだけは覚えている。その時、?はなかったはずである。何かがハドゴンG星で変わりつつある現象なのかもしれない。
リヒト・マーガレぁⅢ世:「ところで、タコンイぃカⅢ世殿。宇宙船内のぁシュバオロス菌にはまだ同期現象が見られていないのだけれども、”ぴラミクの穴”の方から何かの信号源はある?」
タコンイぃカⅢ世:「いや。ないなぁ。」
エビカぁニⅢ世:「ふ~ん。」
リヒト・マーガレぁⅢ世:「?が若干気になるけど、大気組成は特に問題ないようだし、とりあえず宇宙船外に出てみましょう。」
エビカぁニⅢ世、タコンイぃカⅢ世:「御意。」
そうして、宇宙船外に行く準備を始めた。
*: http://stackoverflow.com/questions/31896718/generation-of-pie-chart-using-gnuplotを参照
エビカぁニⅢ世、ここに記す→