通信データ vol.3

我らが星、ヒーペロ星のおおまかな星の形を示したい。

fig0001

このようにヒーペロ星はおおよそ細くて、穴の大きいドーナツの様な形をした星である。この穴の中に、銀河群天の川銀河オリオンアーム太陽系地球がすっぽりと収まる大きさである。そのため、我らが星、ヒーペロ星の直径自体は、銀河群天の川銀河オリオンアーム太陽系地球と比較して大きいことが分かるかと思う。

この星の形を作るにあたって、gnuplotという銀河群天の川銀河オリオンアーム太陽系地球のグラフ作成ツールを利用した次第である。ツールとデータを送信していただいたDr.ダレナンに感謝したい。

gnuplotで

set isosample 64,16
set view 60,30
set parametric
set title “ヒーペロ星”
set urange [0:2*pi]
set vrange [0:2*pi]
set zrange [-1:1]
set hidden3d
r1=1.0
r2=0.2
splot (r1+r2*cos(v))*cos(u),(r1+r2*cos(v))*sin(u),r2*sin(v) notitle

とデータ入力すると*、我らが星、ヒーペロ星がグラフとなって現れる。

このヒーペロ星には、実は表と裏がある。内側と外側がつねにぐるぐると回転して、表面の半分がペロリンチョ王国、半分がアッバッス王国となっている。アッバッス王国の国王は、現在はタコンイぃカⅢ世であるが、そのタコンイぃカⅢ世の曾祖父に相当するタコンイぃカⅠ世と、我がエビカぁニⅢ世の祖父に相当するエビカぁニⅠ世とは険悪の仲であった。そのため、現在でも、表と裏で王国が分かれてしまっている。

我がエビカぁニⅢ世の世代でなんとか両王国を統一したいと願っている。少なくとも我がエビカぁニⅢ世と、タコンイぃカⅢ世とは時々ゲームをして遊ぶ仲であり、決して仲は悪くはない。

ぐるぐると回転して、ペロリンチョ王国が内側になった時、通信がしにくくなり、データが送りにくくなることもある。場合によっては、通信データも滞ることもしばしばあろう。その点は、Dr.ダレナンにもお伝えした次第である。

*:山本昌志: gnuplotの精義. カットシステム. 2009.

エビカぁニⅢ世、ここに記す→