通信データ vol.117

リヒト・マーガレぁⅢ世:「エビカぁニⅢ世殿。現在地を確認してくれる

かな?

エビカぁニⅢ世:「御

意ぃひ。

通信データのvol.116に記したように、リヒト・マーガレぁⅢ世殿のC案にすぐに賛同せずに、我がエビカぁニⅢ世の意見を少し述べたせいかわからないが、我がエビカぁニⅢ世に対するリヒト・マーガレぁⅢ世殿の言葉尻がややきつかった。実にとほほ、である。ここは覚悟して、リヒト・マーガレぁⅢ世殿のC案に賛成しよう。

(神様…、サザぇんほターテⅡ世殿の元に無事に帰れますように…)

リヒト・マーガレぁⅢ世:「タコンイぃカⅢ世殿。ハドゴンG星から何か信号は聞こえますか?」

タコンイぃカⅢ世:「いいえ。まだです。」

リヒト・マーガレぁⅢ世:「エビカぁニⅢ世殿。現在地はどうかな

かな?

エビカぁニⅢ世:「

ここです。

赤の星印は現在地を示す。

リヒト・マーガレぁⅢ世:「もう少しで分岐点ね。エビカぁニⅢ世殿、ならびに、タコンイぃカⅢ世殿に告ぐ。今回の着陸の方法は、C案でいい

わね?

エビカぁニⅢ世、タコンイぃカⅢ世:「

御意ぃひ

なんだか、リヒト・マーガレぁⅢ世殿の、独断の宇宙旅行となりそうな気配である。

エビカぁニⅢ世、ここに記す→