通信データ vol.16

ボボンガ星の地表を覆いつくすようになった緑化トロット・ヌメヌーメ、別名モーケココッコは、自らが発光し出すようになった。その経緯は、vol.15に記載した通りである。そのモーケココッコはボボンガ星の地表から光をもたらし、暗黒のボボンガ星を明るくした。その明るさは初めは、銀河群天の川銀河オリオンアーム太陽系地球のホタルが光を放っているような状況と同じであった。しかし、次第に明るさの強いモーケココッコと、明るさの弱いモーケココッコとに分類され、地表の明るさにもムラができた。その様子を図に示す。

fig0012

図で、赤いところが強く発光し、青いところが弱く発光している個所である。

Phyton(x,y)で

from __future__ import division
from matplotlib.patches import Patch
from pylab import *

def func3(x,y):
return (1- x/2 + x**5 + y**3)*exp(-x**2-y**2)

dx, dy = 0.05, 0.05

x = arange(-3.0, 3.0001, dx)
y = arange(-3.0, 3.0001, dy)
X,Y = meshgrid(x, y)

Z = func3(X, Y)
pcolor(X, Y, Z, shading=’flat’)
colorbar()
axis([-3,3,-3,3])
show()

とデータ入力すると*、モーケココッコの明るさのムラがグラフとなって現れる。

この明るさのムラにより、明るいところのモーケココッコの細胞内に突然変異が起こり、ボボンガ星を覆っていた暗黒の成分の一つであるメタン、化学式CH4を少しずつ吸い込むようになった。その結果、一部のモーケココッコ内に菌が発生した。銀河群天の川銀河オリオンアーム太陽系地球のメタン菌によく似た菌で、アバルス星雲エカリーテ系団ヒーペロ星のボボンガ星の誕生史を予測した我がエビカぁニⅢ世の祖父に相当するエビカぁニⅠ世による歴史的書「ボボンガ星体系なるぞ」には、その菌の名を、ドショウモナクメタメタヤン菌と記されている。しかし、我が父に相当するエビカぁニⅡ世によるヒーペロ宇宙探索隊のボボンガ星の探索でも、ドショウモナクメタメタヤン菌の存在は発見されなかった。そのため、我がエビカぁニⅢ世の祖父に相当するエビカぁニⅠ世の行き過ぎた想像上の菌であるとされ、学会でも波紋を呼び、ドショウモナクメタメタヤン菌は未だ謎の菌とされている。

*: http://to33k.hateblo.jp/を参考

エビカぁニⅢ世、ここに記す→